敷き布団の選び方

敷き布団の選び方

なにが違うの?

敷き布団をネットで選ぶときの4つのポイント

 

敷き布団を選ぶコツ

引越しなどの環境変化や眠りの質改善の為に敷布団を購入したい!
ただ、、、頻繁な買い物でもないのでどんな基準で選べばいいのかわからない、、、
このような方は多いのではないでしょうか?。

今回そのような皆様へどのような基準で選ぶべきなのか、紹介いたします。

さて、本題に入る前になぜ敷布団を適切に選ぶべきなのかについてお話します。
その理由は「眠りの質」を上げる為には睡眠環境が重要だからです。
当たり前のように思いますが、実はまだ多くの方が眠りの質は睡眠時間に比例すると感違いしています。
つまり長く寝れば寝るほど眠りの質は高くなると。
ぜひ今回「睡眠環境」について学び、上質な睡眠生活を獲得しましょう。


POINT1:寝心地

立ち姿と同じ姿勢がとれているか

寝姿勢は直立の立ち姿がそのまま寝姿勢となるのが理想であり、
肩やお尻の出っ張りや腰のくぼみなど凹凸を綺麗に支えることが理想です。
硬すぎれば背中が反り返ってしまい、柔らかすぎると腰が折れてしまいます。

 

体圧分散が優れているか

体圧分散身体との接地面積が広く、限定箇所に負担がかからないものが理想です。
これによって血を巡らせ代謝を促します。
硬すぎると肩とお尻まわりで上半身を支えなければならず、極端な圧がかかり負担となります。

 

寝返りのうちやすさ

寝返りは一般的に一晩で10回〜30回打つと言われますが、この際に動作がしづらいと負担となってしまうため、寝返りのしやすさも重要な条件となります。
寝返りは硬ければうちやすく柔らかければうちづらいですが、そもそも硬いと寝返りが過剰に増えてしまいます。
そのため体圧分散が優れ寝返りのうちやすい素材が優秀と言えます。

 


 

POINT2:衛生的

吸湿発散性人は一晩にコップ一杯分の汗をかくと言われます。
これは眠りにつく際に体温を下げる必要があり、汗をかくことで体温を下げているからです。
かいた汗が発散されず湿気が溜まってしまうとダニや菌が増える原因となり、不衛生になってしまいます。

 


 

POINT3:耐久性

耐久性寝心地が良く快適だったとしても、耐久性が低くすぐに品質が落ちてしまえばまた投資が必要となってしまいます。
そのため耐久性の高い素材を使っていることが理想です。

 


 

POINT4:利便性

メンテナンスが容易寝具は頻繁に洗う、干すなどのメンテナンスが必要な道具ですが、敷布団はサイズが大きくメンテナンスに手間がかかります。
そのため「洗いやすい」「軽い」「洗う頻度が少なくていい」などのメンテナンスが容易なものが理想です。

 

上記4点を踏まえたうえで、素材によってどんな特徴があるのかを紹介します。


 

素材の種類と特徴

 

綿(コットン)の敷きふとん

綿布団の特徴化繊と比べ吸湿発散性も高く天然素材ですので肌や体にも優しいです。
丸洗いや天日干しもできるので利便性も良く衛生的です。
硬めの寝心地寝姿勢や体圧分散についてはある程度の詰め物の量がないと得られません。
打ち直しすることができるのも特徴です。
デメリットとしては、重量があるため、ふとん干しや毎日の上げ下ろしが大変とのお声も聞かれます。

 

羊毛(ウール)の敷き布団

羊毛布団の特徴は天然繊維で有る事です。
肌や身体に優しく温度の調整ができるので、冬は暖かく夏は涼しいです。
吸湿発散性は綿の倍ほどありますので衛生的で天日干しの頻度も綿ほど必要ありません。
合繊(ポリエステル等)に次いで価格が安いので、一般的に多くの方に使用されている布団です。
耐久性はさほど高くはありませんので、3~4年ほどで買い替えとなります。

 

ダクロン(特殊繊維)の敷き布団

ダクロン敷布団は特殊技術で実現した中空4穴構造で、ふんわり軽いので上げ下ろしされる方やダニ、
ホコリなどによるアレルギー症状がある方にもおすすめです。
特に脱着式の敷ふとんはファスナーで本体と側生地が分離できるため、側生地を丸洗いでき衛生的です。
また、速乾性があり、洗濯しても乾きやすいのが特徴です。側生地が脱着できない場合だと、ご自宅で洗うのは困難なので、
コインランドリーやクリーニング業者にお願いすることになってしまいます。耐久性もさほど高くありません。

 

低反発(ウレタン)の敷きふとん

柔らかく、自分の体重でゆっくり沈み込み体にフィットするのが特徴です。
テンピュールがそれに代表される一つです。
テンピュールは負荷がかかることによってゆっくり沈むウレタン(低反発ウレタン)を使い、寝姿勢を綺麗にとることや体圧分散性に非常に優れています。
また非常に耐久性が高くNASAがロケット打ち上げの際の衝撃吸収材として使う為に開発されたのが起源であることは有名です。
しかし「高価」「重たい」「吸湿発散性の低さ」はデメリットとなります。
寝返りのサポート力の低さを指摘されることもありますまた、冬は硬く、夏場は柔らかくなつこともあります。

 

高反発(ウレタン)の敷きふとん

高反発は硬いというイメージがあるかもしれませんが、
どちらかというと下から押し上げて、体をしっかりと支えてくれます。
高反発は体圧分散効果に優れ、寝返りがしやすいのが特徴です。
また、低反発ウレタンより通気性が高く、蒸れにくいです。スポーツ選手に愛用者が多いです。
ただ、通気性がいいゆえ、冬は寒く感じることがあったり、柔らかい素材になれている方は反発が強いと感じる方もいます。
他の素材に比べ、やや高額な商品が多いです。

それぞれの敷きふとんは素材によって特徴があることはお分かりになりましたでしょうか。

さて、最後はどのような方におすすめなのかを紹介していきます。


 

とにかく価格を抑えたい、耐久性は重視しない、お客様用!

 

羊毛敷布団

合繊敷布団

 

腰痛・肩こりなど悩みが・・・

 

SUYARA シリーズ

マニフレックス シリーズ

ムアツ シリーズ

 

ナチュラル思考で、硬めの寝心地が好みの方には・・・

 

綿(コットン)敷き布団

 

ダニ・ハウスダストによるアレルギー症状が気になる・・・

 

ダクロン敷ふとん

 


 

最後に

いかかがでしたでしょうか。
皆様のお好みは見つかりそうでしょうか。
素材それぞれに特徴があり強み弱みがありますので、ご自身が重要視する点を整理し当てはめていただけると失敗のない敷布団選びができると思います。
上質な眠りに向けて、良い買い物ができることを願っております。

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